ただいま〜!そして10月の女性クラスなど♪

ただいま〜!
おかげさまで、愉しすぎる独り旅から無事に戻って来ました〜!

その後、木曜日には「おみやげクラス」、そして今日は、練馬での第一回「女性クラス」も無事に開催されました。
おみやげクラスに駆けつけてくださったみなさんありがとうございました!
もっとじっくり味わって欲しかったデス!またいつかの機会にジックリと♪
また、練馬クラスをオーガナイズしてくださった、あきさんとゆうこちゃん、そしてお越し頂いたみなさん、どうもありがとうございました!

シアトルは3泊5日という短い時間ながら、シアトルのインストラクターKaizenによるクラスとVladimir(ヴラッド)による二日間のセミナー全てに参加することができ、充実した滞在でした。
100名あまりの参加者のなかには、女性システマーもたくさん!
10名ほどはいらっしゃったと想います。
多くの女性と練習を共にすることが出来ました。

最後の夜は、このセミナーの主催者であるKaizenの自宅にてホームパーティが催されました。
シアトルへ越した、クワン・リーや、日本語化されたばかりの話題の本『Let Every Breath...』の著者であるスコット・メルディスさんにも久しぶりの再会を果たし、素晴らしすぎるKaizenの自宅で、彼の生徒さんたちと暖かな時間を過ごしました。
Kaizenは自宅にシステマのトレーニング場もあり、庭でキャンプセミナーさえ開催出来そうな、あり得ないご自宅!!! 敷地はなんと5エーカーという広さで(どんだけ広いかさえ良く解らないこの私!)、たまに鹿が出没するそうです。鹿、、鹿って!
お喋りが弾んだのは、Kaizenの生徒の65歳の女性♪ 元ヒッピーの彼女とあれこれ大笑いしながらシステマトークを愉しみました。

セミナーの内容は、そりゃもう最新で、ヴラッドのやんちゃぶりは健在でした♪
システマの新しい枝葉です、と紹介されたそのメニューは、「健康のためと恐怖のコントロール」。とてもシステマらしいと想ったのは、恐怖を感じたときに停まるのではなく、呼吸と共に動きながら回復するという点です。
「なんでじっとして回復しないの?だってシステマはコンバットだもの。停まったらやられてしまう」というヴラッドの説明。

ドリルはDVDでは紹介されていない刺激的なものばかり。大筋はDVD『Combative Body』通りなのですが、呼吸を止めるメニュー、ナイフを使うものなど、刺激的なドリルの連続でした。
二日間とも6時間ぶっ続けでトレーニング。
会場の横には、たっぷりのミネラルウォーターと果物、シリアルバーが用意されていて、各自休憩をとれるようになっています。
こういう雰囲気もシステマの好ましい点のひとつです。

アメリカのインストラクターたちにもたくさんの再会を果たすことが出来ました。
そして想ったことは「アメリカ、層、あついわーー」ってこと。
トロントが近いし、古くから長くやっているインストラクターがゴロゴロいて、インストラクターイントレーニングと言ってインストラクターのトレーニングをしている人たちも、ウマッ!
クワンの下で長年やってるよ、とか、フロリダで○○さんの元で長く教わって、今はシアトルに越してKaizenのところでやってるの。なんて、そんな生徒さんたちがゴロゴロいて。

日本に2度来日して仲良くしてもらっているEdちゃんという西海岸のおじさんインストラクター。見かけと人柄は完全に「おっとりした大きな大きなティディベア」。なのに一旦システマ始めると、マジうまくてびっくりな人代表です!笑
そんなEdちゃんにもたくさん相手をしてもらい、「足、動かして」とかたくさんのアドバイスをもらい、たくさん遊んでもらいました。
ひょっとすると10月末のヴラッドの東京セミナーにも来日するかもしれません。
そうしたらぜひぜひ女性の皆さん、Edちゃんに組んでもらってね。最高に勉強になるよ!

そして、最後のパーティの夜にヴラッドに聞いてみたかった質問をするチャンスに恵まれました。
それは「特にグラウンドワークのとき、男性とトレーニングすると本当に恥ずかしいと想うことがあります。その時は、止めるべきですか?それとも続けるべきですか?」という質問でした。
私はこれまで男性の方ともグラウンドワークを出来たのですが、マーティンのセミナーのドリルをきっかけに、強く疑問を持ち始めたのです。こんなことは初めてでした。
それまでは「?」と想っても、ドリルをやらないということはとても勇気が要るし、「?」という気持ちを無視して練習を続けていました。その練習をしないことは、まるで自分に負けるようだったし、他の人たち(男性)と同列に練習をこなしたかったからです。
でも、マーティンのセミナーで気付いたことは、「?」こそ見つめるべき自分の本質であるということでした。

するとヴラッドは数秒真剣に考えてから、じっと目を見つめて、優しい眼差しで、こう答えてくださいました。

『もし、わたしなら、、、
その練習はやるべきではないと想う。

なぜなら女性は素晴らしい輝きを持った存在で、特別な生き物で、(その後、果てしなくたくさん女性を称える言葉を言ってくださっています)
そして、女性はリラックスして男性よりもアドヴァンテージを持っているから、それを無くすべきではないと想うよ。

アヤはあなたの先生たちやあなたのハズバンドや他の男性のように動くべきではない。彼らのまねをするべきじゃない。
あなたはあなたの動きをするべきだよ。
柔らかくてリラックスして優しい動き。(自らの腰をスウィングして)

女性としてシステマをしたら良い。

男性と同じように強くヒットし合うことは、あなた自身を傷つける。
そういう練習はするべきではないよ。

10月、東京でそれをみせてあげるから』

そして
『クラスに一人でも女性が居ることは他の男性にとても良い。
なぜならそれで男性たちは「男」になるから♪』笑


私は、この言葉を頂いて、本当の意味で肩の荷が降りて、真からリラックスを得、そして私たち女性の目指すシステマが理解できたような、そんな気持ちになりました。

がんばるぞ!強くなるぞ!と粋がって上がっていた両肩の力がスーーっと降りたような、女性らしさがキラキラと輝くような、そんな瞬間でした。
私のなかから、システマにおけるマッチョ志向が完全に消えたように感じました。

10月のヴラッドの来日が本当にたのしみです!
そして、たくさんの日本の女性システマーたちと柔らかな女性らしい美しいシステマを夢見て共に練習を重ねて行くことが本当に楽しみです。
これからもご一緒に、たくさん呼吸をして、動き続けていきましょう〜♪

10月は2日日曜日、朝の開催です。
みなさんのご参加をおまちしております♪


「呼吸をして自分になる ─ 現代を生きる女性のためのシステマクラス」第8回
10/2(日)
9時30分─11時30分(9時受付け開始)
※午前中のクラスになります。
午後は在米インストラクター、ピーター・アナツィオーネの特別クラスを開催予定です。
ご興味のある方は併せてどうぞ♪
●会場:文京区スポーツセンター 柔道場
●講師:渡辺(北川)文(システマ公認インストラクター)
●定員:20名ぐらい(女性限定)
●参加費:2000円
※更衣室がありますので、動きやすい服装でご参加ください。
■お申込み
※女性限定です。
10/2システマ女性クラス」
と明記して、
「お名前」と「Eメールアドレス」を添えて
世話人の中島章夫までメールでお申込みください。

アメリカ国旗を胸にしているのが噂のティディベアことEdちゃん♪
背後には大阪からシアトルへ越したヨシキくんとビックセルゲイ。
二日目のバンケットパーティはなんとペルシャ料理!ものすんんんごい美味しかった!

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